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原料(食品廃棄物ほか)
バイオガス発電に適した
バイオガス発電に役立つ原料、向かない原料
メタンガスを発生させるには、細菌の一種であるメタン菌が活躍しています。メタン菌が消化しやすい原料ほど発電に向いています。プラスチックや木材などの固いものはメタン菌が消化できないので原料として不向きと言えます。
OK
食品残渣
家畜ふん
柑橘類(抗菌物)
油脂類
NG
木 材
※多量はNG
※発酵しない
※発酵しない
※油脂分100%はNG
(発酵に時間がかかる)
※一般にプラスチック類は発酵致しませんが、食品残渣とプラフィルムなどが混合されている場合に、亜臨界水処理を利用する事で食品残渣とプラスチックの混合品のメタン発酵処理が可能となります。
ガス発生量について
バイオガスに向く原料でも、原料によってガスの発生量が大きく増減します。食品残渣と下水汚泥とでは、バイオガス発生量は20倍以上の開きがあります。バイオガス発電においては、ガス発生量の高い原料の安定的な供給が大きなポイントとなります。
ガス発生量
多
ガス発生量
少
食品残渣
炭水化物・油脂などがバランスよく
含まれておりガス発生量が多い
家畜ふん
特に牛ふんは4つの胃袋で徹底的に発酵しているので発生量は少ない。但し廃棄物処理目的で使用例は多い
下水汚泥
汚泥も有機物だが、発酵がほぼ終了しているためガス発生量は少ない
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